こんにちは!トラ猫塾長です!
親としては、まだまだ発展途上ですが、教員としては中堅といわれる年齢になってきました。
今回は、公立中学校、私立高校、私立中学校といろいろな場所で経験を重ねてきたからこそ言える、子どもへの声のかけ方の極意をお伝えします。
子育てに悩む方に向けて、気持ちが楽になって前に進むエネルギーが出てくるきっかけになればうれしいです。
- 自分の子育てが正解か不安...
- 子どもが言うことを聞かなくて...
- 子育てがつらい...
いきなり、暗い感じの書き出しになってしまいましたが子育てや教育のかなり本質的なテーマだと思うので気持ちを込めて書いていきたいと思います。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
子育てに正解はない!
幸せに生きる
「教育や子育てに正解のルートはない!」これに尽きると思います。
目指すゴールもいろいろあるとは思いますが、その一つは子ども自身が【幸せに生きる】ことでしょう。
そして、子ども自身が【幸せに生きる】ためには、周りが【幸せに生きる】必要があると考えています。
親が子どもの幸せを願い、親自身も幸せを感じていれば子どもも幸せを感じるようになっていくはずです。
学歴やお金は幸せの対価なのか?
「学歴・お金 = 幸せ」かというとそうではありません。
幸せは、自己実現と関係があるように思います。
「こんな自分になりたい!」とか、「こんなことをやりたい!」と思っていることが達成できたり、達成に向けて努力したりしていることが重要だと思います。
思うように自己実現できていないときは、「お金があれば、いろんな道が開けてくるのになぁ」と考えてしまいますが、案外お金がなくてもできることって多いんですよね。
「お金があればできるのに...」とか、「高学歴だったらできるのに...」という考えが、【お金があれば幸せになれるのに】と飛躍してしまっているのではないでしょうか。
確かに、お金がないとできないこともたくさんあります。(だから、お金をたくさん使うテレビやYoutuberを見てしまうのでしょう...)
しかし、やりたいことの1位ができないからといって幸せになれないわけじゃありません。
自分の価値観を明確にして、今の時点でできることをしっかりやっていくことが幸せに生きるコツだと思います。
【学歴・お金 ≠ 幸せ】からわかること
ここまで、幸せについて書いてきましたが、【幸せに生きる】ということをしっかりと定義づけることがとても大切だと考えています。
つまり、【学歴・お金 ≠ 幸せ】であるならば、将来の学歴を得るために、今の子どもが不幸せになるのは実は、本末転倒なのです。
お金についても同様です。
これは、努力したりしんどい思いをしたりすることがダメだと言っているのではありません。
しんどくても、自分の成長が実感できれば十分幸せを感じることができます。
頑張ることがしんどくてしんどくてしょうがないのであれば、いったん休憩してまた頑張るためのエネルギーがたまるまで待ってあげることも大切だと思います。
勉強はしなくても幸せになれるのか!?
勉強は楽しい!
本来勉強は楽しいものです。
やりたくないのにやらされているから楽しくなくなってしまうのです。
そこは、子どもの興味や性格を見ながらどうやったら楽しく勉強できるのだろうと考えてあげるのが親の役割だと思います。
子どもの性格を考えながら一緒に勉強をするのはけっこう楽しいものですよ。
そして、しっかり手をかけてあげると「もう手伝わなくていいよ!」という子どもの発言が増えてきます。
こうなれば、子どもはしっかりと親の愛情を受け取って自走しようとしている状態になっているのです。
しっかりと子どもの声を聴き、子どもの様子を見て見守ったり、励ましたり、認めてあげたり、共感したりすることが子どもが頑張り続けるエネルギーになっていきます。
勉強を頑張れないときは...
ゲームが好きだったり、つりがすきっだったりとどうも勉強に力が入らない子もいます。
たとえば、「絶対にプロスポーツ選手になるんだ!」という意気込みでスポーツにすべてをささげる覚悟があるのならいいのですが、やはり、今の日本において勉強をすることは有効なリスクヘッジの1つだと思います。
それはわかっているけど、子どもがやる気にならないとどうしようもない...という気持ちも痛いほどわかります。
そこで、勉強のやる気を引き出す2つのポイントを紹介します。
- 興味のあることと近い分野から勉強し始める
- とにかく親が一緒に取り組む
この2つです。
釣りが大好きな子に、「あんた、釣りが大好きなんだから生物から勉強しなさい。」といっても成果の出る方法とは言えません。
やはり、親が一緒にやることがとても大切です。
親が子どもの好きな分野について学び、教科書の内容と結び付けた話をしたり、一緒に釣りをしているなかで教科書の内容をまめ知識として披露したりといろんなやり方があります。
親は指示を出すだけでは、子どもはなかなか動きだしません。
親が覚悟を決めて、子どもの得意な分野に入り込んで時間を共有することが大切です。
そこから、少しづつ勉強という領域に誘い込んでいくと子どもは少ないストレスで勉強を始めることができるようになっていきます。
ぜひ、子どもと時間を共有し「お父さん、お母さんと一緒に勉強するのって楽しい!」という状況になれば、将来のために勉強するのではなく、勉強が楽しいから勉強をするようになります。(内発的動機付け)
焦って即効性のある方法にすがるのではなく、どんと構えてじっくりと一緒に勉強を楽しむくらいの長期的な視点を持つことが大切です。
まとめ
- 学歴・お金 ≠ 幸せ
- 勉強は本来楽しいもの
- 勉強を楽しめないのなら、好きなことを勉強に寄せていく
- 子どもが楽しむためには、親が時間を共有することが重要
なかなか子どもと一緒に勉強をする時間が取れないというときは、プロの手を借りるのも一つです。
おすすめは、オンライン指導です。
オンラインで行うことで、交通費や場所代がかからず、かなり低い価格設定になっています。
以前、書いた記事があるので参考にしてください。
【コスパ最強】オンライン指導のメリット!
おすすめの教材や塾のリンクを貼っておきますのでぜひ活用してください。
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