こんにちは!トラ猫塾長です!
塾長は二児の父で、毎日我が子と関わっています。
小さい我が子はとっても可愛いのですが、それと同時にどのように育てたらいいのかという悩みはつきません。
我が子が親の思い通り育たないと言うのは百も承知です。
そして、親の思う通りに育ったからといってそれが子供の幸せな人生とは限りません。
このような悩みは決して解決することはありませんが、解決に近づく考え方はあると思っています。
そこで、公立中学校教員として何百人もの生徒を見てきて、現在二児の父でもある塾長が、テスト期間に子供を伸ばす親の関わり方について解説します。
- テスト期間に、どのように子どもと接すればいいかわからない。
- テスト期間の子どもとのかかわり方を教えて!
親ができる事は、“子供の自立を促すこと!“
親のできることは、子供の自立を促すことです。
子どもの気持ちや行動をコントロールすることではありません。
では、どのように関わると、子供の自立を促すことができるのでしょうか?
やはり、子供に判断させることです。
自分で判断して、うまくいったのか、失敗したのかを振り返らせることが子どもの自立につながります。
定期テストの学習を例に解説します。
- 目標を決める
- 計画を立てる
- 実行する
- 分析する
という流れで、学習を進めるとしましょう。
このときに、最初からうまくいくようにサポートしてあげたいというのが親心でしょう。
そこをグッとこらえて、子どもの様子を見守ることが長期的に子どもの自立につながります。
目標や計画を自分で決めさせよう!
まずは、子ども自身に目標や目標を立てさせましょう。
親は、それを見て評価したり改善案を出したくなりますが、ここが我慢のしどころです。
まずは、目標を具体的に設定したことや計画を立てたことを褒めてあげましょう。
やはり、多くの子供は、せっかく目標や計画を立ててもダメ出しをされたように感じると自信がなくなってしまいます。
むしろ、目標の立て方や計画の立て方が下手ならそれだけ、テスト後の気づきが多くなると考えましょう。
自分で失敗に気づいて、改善していくことこそが成長なのです。
例えば、中学校1年生から中学校3年生になるまでに自分なりの学習方法を確立していくことこそが子供が伸びるコツなのです。
計画の見直しも子ども自身で!
学習計画がうまく進んでいるときは、子どもをほめるチャンスです!
しかし、学習を進めていると、計画通りに学習が進まないことも多々あります。
学習がうまく進んでいないときは、攻めるのではなく、計画をどのように見直すか考える機会にしましょう!
その際、目標を達成するために何が必要か会話をしながら一緒に見直すこ方法が効果的です。
テストの分析は、次のやる気につながるように!
テスト後の声かけも大切です。
目標を達成したときは、子供自身が達成感を持てているので親の関わり方もできなかった所に焦点を当てて、ここができればもう一伸びできたね!などと声をかけてあげると良いでしょう。
問題は、成果が出ず自信を失っている場合です。
やはり、出来が悪かったテストを振り返るのは辛いものです。
テストに向けて頑張れば頑張るほどそうです。
出来が悪いテストに対して向き合おうとしていることは、それだけで、尊いことなのです。
このとき、親の関わりは、どこがうまくいって、どこがうまくいかなかったのか一緒に分析し、次の目標を決めるサポートをしてあげることです。
このとき、子供自身から個々の理解が甘かったなど、自己分析がどんどんできるようになってくるように声かけをしてあげることが大切です。
そして、もっと大切なことは、本人が気づいていない本人の頑張りを見つけてあげることです。
やはり、自分の頑張っていたことを気づいてもらえるのはうれしいことです。
このような関わりを通して、子供自身が次のテストで目標を達成するために何をすればいいか自分で考えられるようになっていくはずです。
このような良いサイクルを産むために必要な親の関わりは、叱ることではありません。
子供が何を頑張ろうとしているのか、それを理解しようとすることです。
そして、目標と頑張ろうとしていたことの足りない部分を一緒に分析してあげることです。
それが子供の納得感に繋がり、次に自分で動き出すエネルギーになります。
子供の自立を促すのに必要なことは、
自立しなさい!一人でしなさい!と叱ることではなく、一緒に走ってあげて、頑張りを認めてあげることです。
そして、なぜ目標を達成できなかったのか?次はどうすると良いか、子供自身が気づくように促してあげることです。
子どもの気づきを促すためには?
気づきを促すことはとても難しいことです。
気づきを促すためには、子ども自身がたくさん経験を積み重ねることが必要です。
子どもは、たくさん経験して初めて、成功した時の共通点や、失敗する時のパターンに気づきます。
挫折や失敗を繰り返すだけでも、非常に価値があることです。
その中には、必ずうまくいったこともあるはずです。
例えば、3日坊主は、3日目まではうまくいっているはずです。
4日目に体力切れを起こすのであれば、4日目も続けるにはどうすれば良いか考えたり、4日目は計画的に休憩の日にするなど工夫ができます。
3日目までは、なぜ継続できるのか考えるのも一つです。
このように、たくさん経験し、次はこれを試してみよう!ということを繰り返していく中で成長のサイクルが回り始めていきます。
まとめ
- 子ども自身が目標や計画を立てられるようにサポートする。
そのとき、親はサポートに徹してダメ出しはしない。 - 計画がうまくいってないときは、改善する力を育てるチャンス!
- 結果の分析は、子どもの頑張ったところに気づこう。
- 次やることが明確になると、頑張るエネルギーになる。