学習法

【教員必見!】Ipadを活用した学習ツールの使い方3選!

こんにちは!トラネコ塾長です!

学校では、GIGAスクール構想ということで学校教育のDXもより一層進んでいくことでしょう。

そして、このGIGAスクール構想は個別最適な学びという文脈でも重要になってきます。

教員が行っていた業務の一部を機械に任せることで、生まれたリソースを生徒一人ひとりの個別最適な学びにつなげることが大切です。

では、IpadなどのICT機器をどのように活用していくとよいのでしょうか?


こんな疑問を解決します!

・Ipadを授業にどのように活用したらいいのかわからない。
・授業以外でIpadを活用する方法ってあるの?
・Ipadってパソコンじゃないから結局使わなくなるんじゃない?


Ipadの授業での活用方法

Good Noteを使って、演習課題の解説をする

IpadのアプリのGood Noteは、授業とかなり相性のいいアプリです。

たとえば、問題演習を授業で行った場合、黒板やホワイトボードを使っても解説はできますがGood Noteを使えば解説したものをそのままデータとして残すことができます。

授業中に解説したものをPDF化してGoogle classroomなどにアップすれば、生徒はいつでもその解説を参考に復習することができます。

生徒の立場に立ってみると、「そういえば、あの授業で先生なんて言っていたかなぁ...忘れちゃったな...」なんてことは当然出てくると思います。

そんな時に、すぐに先生に質問に行ければいいのですが、「先生も忙しそうだしな...」と気を使ったり、先生に質問に行っても「それは、授業で言っただろ!授業中に話を聞いていないからこんなことになるんだ。」といわれてしまったり。。。

結局、先生に質問するのをためらって、後回しにしてできないままになってしまうということが多発するのは容易に想像できるでしょう。

授業での1回の解説で理解して、長期記憶として定着できる生徒ばかりならいいのですが当然そんなはずもなく、繰り返し学習して初めて定着する生徒がほとんどです。

ならば、解法を忘れてしまった生徒がいつでも解説にアクセスできるようにひと手間加えるのが個別最適な学びにつながるアプローチの1つでしょう。

そして、授業をしながら生徒の復習用の資料をつくれるというのがこのGood Noteというアプリです。

写真や図形を挿入するのも簡単なので、授業準備も楽になるはずです。

授業のワークシートチェックにGood Noteを活用する

Good Noteは授業のワークシートチェックにも活用できます。

例えば、グループワークで使ったワークシートをスキャナで取り込み、Good Noteで読み込みます。

Good Note上でコメントしたり、必要な図や写真があれば貼り付けたりします。

そして、PDF化し、Google classroomで共有すればプリントを返却する手間も省け、生徒にとっても自分のグループの活動を振り返れたり、他のグループの活動の様子がいつでも見れたりします。

授業以外でIpadを活用する方法

授業の解説動画を作成する

個別最適な学習の1つのアプローチとして授業の解説動画の活用です。

いつでもどこでも、授業の振り返りができるので学校の授業の補完的な役割は十分果たすことができます。

しかし、スライドなどを使って解説動画を作成しようにも数学や理科はキーボード入力しづらい記号や文字が出てきます。

一方で、紙とペンだけでは写真や図を表示したいときに不十分になってしまいます。

それを解決するのが、Explain Basicsというアプリです。

このアプリを使うと、キーボードで化学式や複雑な数式を打ち込むストレスから解放されるだけでなく、写真や図を挿入でき、さらにアプリの中で撮影と編集ができてしまうという優れものです。

1問5分から10分程度で撮影し、生徒と動画を共有することで授業の復習をいつでもどこでも行えるようになります。

実際に、すべての生徒にとって効果があるわけではありませんが、先生に直接聞くしかないという状況よりは、生徒の学習意欲は保ちやすくなるように思います。

また、聞いてたつもりだけど聞き逃していたということも往々にして起こりえます。

エラーを許さないことよりも、エラーしても自分で取り返せることのほうが重要な力だと思うので、そういった観点からもエラーを取り返す機会を教員が準備するというのは非常に重要なことだと思います。

読書や学習に使える

Kindleなどの電子書籍とGood Note5を併用して学習に利用することも可能です。

学習に集中することだけを考えると、本と手書きのノートで学習したほうがストレスは少ないです。

IpadのKindleとGood Note5を使うと、画面が小さくなってしまうなどストレスが少なからずありますが、それ以上に本を持ち運ぶストレスから解放されます。

また、KindleやGood Note5が生活の中にしっかりと入ってくると、本を忘れて勉強できないとか、ノート忘れたから買ってこなくては、といったことがまずなくなります。

Good Note5は、いろんなノートで白紙や方眼紙など色々な背景を選ぶことがができたり、○や□などの記号もまっすぐきれいに書くことができたりします。

慣れるまでは、少し時間がかかるかもしれませんが、ぜひ、Ipadを使って効率よく授業案を考えたり、そのほかの学習にも使ってみてください!

まとめ

  • GoodNote5を使って、授業のノートを振り返りの資料に!
  • Explain Basicsを使って、解説動画を配信し、いつでも生徒が復習できるように!
  • 授業の準備や自分の学びも効率よく行える!